針灸に関する用語の解説

針灸治療に関する用語集

【 手術痕・外傷痕 】

手術痕や外傷痕のケロイドや隆起した傷は、皮膚の
再形成の過程で大量のコラーゲンが集まり、本来の
傷よりも広い範囲に傷跡を残します。
これは自律神経障害・低血圧・結合組織の弱体化など、
傷をうけた後の皮膚の環境に問題があると考えられます。

傷の鍼灸治療は傷そのものにもアプローチしますが、
その前に傷が治りにくい原因に対して治療します。
鍼灸治療が様々な疾患(例えば現代医学が見放した
ものでも)に有効なのは症状だけに的を絞るのではなく、
病気の原因や要因を治療して行くからです。


そして、鍼灸で傷を治療すると赤黒い傷が周囲の皮膚
と同じように回復していくことが多く、それに伴って
傷が原因の慢性疾患が楽になって行きます。

鍼灸での局所へのアプローチは、瘢痕組織を物理的に
壊すことで血流を改善して行きます。そうすることで、
局所に残った毒素の排出を促し、栄養を与えます。

これを繰り返し行うと傷は小さく目立たなくなります。

傷跡の治療は、傷跡だけでなく傷跡が原因で引き起こ
されていると考えられる症状にもアプローチが可能です。