針灸に関する用語の解説

針灸治療に関する用語集

【 ヒアルロン酸 】

ヒアルロン酸は、肌に弾力と潤いを与える成分です。

ヒアルロン酸は、1gあたり6ℓの水分を保持できる
保水力があり、主に皮膚・軟骨・目・脳・関節に多く
存在しています。

肌においては、コラーゲンやエラスチンなどの繊維組織
の隙間を満たして肌の弾力とハリ、潤いを生み出して
います。ですので、コラーゲンやエラスチンの減少は
もとより、ヒアルロン酸が不足すると潤いや弾力が
失われ、たるみやシワの原因になります。

 

加齢とともにヒアルロン酸は減少する

老化=脱水ですから、加齢とともにバツグンの保水力
を誇るヒアルロン酸も少なくなってきてしまいます。
コラーゲンやエラスチンと同様に20代をピークに
年々衰え、50代では20代の半分にまで減少すると
言われています。

 
ヒアルロン酸を増やす!?

ヒアルロン酸は繊維芽細胞という細胞によって産生
されています。その線維芽細胞を活性化させることで
ヒアルロン酸の産生能力が高くなるのではないかと
考えられています。

線維芽細胞の活性には、適度な睡眠・運動(有酸素)・
バランスのとれた食事が良いといわれています。
栄養面では、ベータカロテンやグルコサミンなどを摂る
ことでヒアルロン酸の産生を促すことが分かってきてい
ます。

コラーゲンを摂るとコラーゲンやヒアルロン酸の
産生が促されるという報告もあるようです。
ですが、口から入ったものは肝臓を経て再合成される
ので、必ずしもコラーゲンやヒアルロン酸になるとは
考えにくいです。
しかし、体がコラーゲンやヒアルロン酸が不足している
状態にあるなら体内での産生の可能性は増えると思い
ます。

肌の弾力やシワやたるみを防ぐヒアルロン酸を作り出す
体の機能は、誰しも持ち合わせています。
残念ながら、加齢とともに減少傾向になるのは否め
ませんが、食事や運動など体内環境を元気にして
減少のスピードを緩やかにすることは可能です。

肌の外から塗布するだけのその場しのぎの対応ではなく、
体に、細胞に活力を与える生活習慣や環境を作ることが
大切だと考えます。